ダンゴウオバスター

ダンゴウオバスター

4/2(土) 晴天、無風、波なし、うねり少し、水温11℃、透明度5m

前回海況悪化で潜れず涙をのまれたPSCのマドンナのFさん同期で昨年かわいい奥様を得られたカエル博士を従えて再度チャレンジで見事リベンジされました。

ホテイウオ

ダンゴウオ科のお魚。体型は球状でおたまじゃくしにも似ている。とてもかわいく幼魚は吸盤状の腹ビレでワカメやトゲモクによくいます。成長すると40cmほどにもなり正直グロテスクな姿となります。

岩と岩の隙間に脚を固定して腹這いの状態で撮ることができるのがこのトゲモクという海藻のいいところ。
肘も地面につくことができ、安定性もとれますが幼魚はワカメによくついています。ゆらゆら写真撮りにくい

ダンゴウオ(一般的な)

天使の輪っかと言われる幼魚これに合えるのは南越前では水温が通常冷たい4月中ごろまでが多く今回は天使の輪っかばかりでした。5月なると輪っかがなくなりヤングになり5月末にはどこかに旅立ちます。

ダンゴウオは腹びれの部分に変わった特徴があり、腹びれの部分には吸盤があることで有名です。
腹びれは普段なかなか見られない部分ですが、吸盤状に変化していることから海藻等にくっついていることが多く。
吸盤は性別に関わらず付いていますが、オスはより吸盤のサイズが大きいみたいです。

大きさはもちろん体色も種類によってそれぞれ違い又生息地の環境によりカラフルでかわいい魚で見た目も魅力的です。成魚の場合の大きさは約2センチメートルが平均的と言われています。もちろんなかには大きめのダンゴウオもいますが、大きくても約4センチ前後と他の魚に比べて小さいのが特徴です。

天使の輪っかが消えかけていますね! お兄さんかおねいさん?

この時期 岸辺はとてもクリアーです。

ダンゴウオの時期は皆様脇役ですね!

このウミウシさんて名前かな?
フジエラミノウミウシ(ウミウシ博士から回答?)

カエル博士は4月から名古屋に行かれて研究だそうです。彼とは10年来のお付き合いでした。大変お世話になりました。いつまでもお元気でたまには潜ってくださいね! 記念に仲間とよく来た有名店のヨーロッパ軒で最後の食事