一昔前は水中カメラはダイビング上級者しか使えなかった?とても高級で取り扱いが難しく手が出せなかったものでしたが、今ではダイビング器材よりも先にカメラを購入する人も増え、さらには講習生がカメラを持って講習受けても良いですか?と聞いてくるような時代になりました。 ぜひはともかくそれほど気軽に使えるようになりました。
はじめての水中カメラは大きく分けて4グループに分けられます。
①ハウジング(防水ケース)にスマートフォンを入れる
②GOproに代表されるウェアラブルカメラ(アクションカメラ)
③防水対応のコンデジをハウジングなしで使用
④コンデジをハウジングにいれて使用
メリットやデメリット
①ハウジング(防水ケース)にスマートフォンを入れる
日常使っているスマフォで水中撮影、潜った後にすぐにインスターグラム等にアップでき便利だしハウジングだけ購入すれば使えます。でも水没の場合やコンデジに比べカメラ性能は?
②GOproに代表されるウェアラブルカメラ(アクションカメラ)
非常にコンパクトで軽く邪魔にならなくて高画質、しかし長時間安定しない撮影、基本マクロ(小さいもの)には不向きなぜならファインダーで確認しにくい!でも名前の通りアクションを伴う飛び込んだり、大物との遭遇なんかにはOK
水中で自撮り棒等での自分撮りやアクション性を求める動画向き
③防水対応のコンデジをハウジングなしで使用
カメラ自体が防水対応になっているカメラを使用。実際にはダイビングに使うのであれは基本30m防水以上機能が望まれます。メリットはウェアラブルカメラに次ぐコンパクト性、撮影している被写体も確認でき操作性(ピントやその他の設定変更)も充分使えます。でも防水面の耐久性や人間が使うからどうしても防水開閉操作等で水没する確率が高くなります。
水中でコンパクト性かつ機能性を求めるダイバー向き(ダイビング記録派)、2-3年使えればいいかな”
④コンデジをハウジングにいれて使用
”防水性のないカメラ”や”防水を備えたカメラ(10m以上)”があります
防水性のないカメラにも良いものもたくさんありますが、防水性の問題がありどうしても高級なハウジングや扱う方のレベルUPも必要になり初めてのコンデジにはおすすめできません。
防水性を備えたカメラは防水機能を持ったうえでさらに防水ケースに入れることによって万が一の浸水にも対応できますのでお勧めです。代表的なものにオリンパスのTGシリーズがあります。
オリンパスのTGシリーズの特徴は防水性15m、明るいレンズF2.0(水中は地上に比べ暗くなりがちの為ピント合わせ等にも明るいレンズが有利です。暗い絞りの小さいレンズだとシャッタースピードが遅くなりその分ぶれます。[手振れ])
TGシリーズも6代目になりより使いやすく改良されてきました。それに合うアクセサリーが断トツで多くそろっています。
機動力と性能で一眼を越えるタフカメラ
TG6発売 HPにリンク
ご存知の通りオリンパスはカメラ事業を別会社に譲渡しました。本来ならそろそろ後継機種なのですが?コロナ過(工場がベトナム)等の事情もあって今年は新製品は出ないことになったようです。
Tough TGは水深15mの防水や防塵設計をはじめ、耐落下衝撃 2.1m、耐低温 -10度、耐荷重 100kgfのタフ性能を有する。顕微鏡モード時での撮影可能距離が1cm~30cm F2.0レンズを装備し一眼レフに迫ります 機動力をプラスすると勝るかもしれません。 特に水中マクロの分野ではこの機種に敵うコンデジはないかも!!!
2022 話題商品
①INON
新型ワイコンドームレンズユニット
水中画角を約141° にする広角化ドームレンズ
オリンパス社のTough(TG)シリーズ純正ハウジングに適合する、
カメラのワイド端24mmから四隅のケラレなく撮影可能
フィイッシュアイ製(マグネット)に比べ薄くてワンタッチ着脱性(バヨネット)を備える
②TGのためのストロボ
TGの為に作られた水中ストロボ兼水中ライト
ホワイトボディで注目度100%