ボニンブルー小笠原

9月14日~19日

8月お盆のあたりから、台風が連発し行けるのか?代替え策が必要か??

とヤキモキしましたが、スーパー晴れ女発揮し快晴!波なし!のコンディションで行ってきました。

東京から980km 24時間の船旅です。

庶民は雑魚寝スタイルのこのお部屋で

はじめはテンション上げ上げなので、甲板に出て東京タワーを見たり、お台場を見たり、羽田空港から飛び立つ飛行機を眺めたり、東京湾クルーズを楽しみました。

そして、一通りすることが無くなるとトランプタイム。みなさんトランプなんて何年振り??どんなルールだっけ?とか言いながら、一番盛り上がったのは大富豪でしたw

長い船旅なので、夕日ものんびり鑑賞

レストランで夕飯を終え、することないなぁ、、、とテレビのチャンネルを変えていると、BS朝日で阪神戦発見!!みんなで大いに盛り上がり優勝を見届けて22時就寝。

いよいよ小笠原が近づいてくると甲板で解説員の方が、島のこととか鳥・鯨類のこととかを1時間くらいかけて説明してくれます。

するとその時!!プシュー!プシュー!(音は聞こえませんが、、、)

マッコウクジラの潮吹きがとおおおおおおおくに見えました。「あれはマッコウクジラの潮吹きですよ」と説明されるからそうなんだと思うしかなかったくらい遠かったのですが、一瞬「しっぽ見えたよね?」と言ってましたらしっかり一眼望遠カメラおさえてくれました!!紛れもないクジラです。

なんだかんだ言ってるうちについに見えてきました小笠原諸島

誰も船酔いすることなく、父島へ上陸

そして、午後から早速ダイビングへGO

なんとなんとダイビングを始める前に「イルカがいますので、船の前へどうぞ」とお声がかかる

え~~~そんなことある~~~!?凄いな小笠原、ついていきなりかよ。

ハシナガイルカなので、一緒には泳げないけど船の上から間近でウォッチングできました

やっとダイビング(盛沢山だ、、、)

小笠原と言えばユウゼン。チョウチョウウオの仲間は黄色いものが多いけど、シックな色合いのこの子はかっこいい。

絶対見るぞ!と意気込んでいましたがほぼ毎ダイブ見れましたwでもこれが普段はペアでいるんだけど、冬になると集結してユウゼン玉と言われる状態になるらしい。見てみたいねぇ。

小笠原は戦争跡も多く船がたくさん沈んでいます。今となってはたくさんの魚の住処となっていますが、複雑な思いですね。

ツバメウオもいたるポイントで群れていて、青い海にとっても絵になるのです

午後から2ダイブすると終わるころには陽が傾きブルーがより色濃くなります

夕食の後は夜のお散歩。ここ港なのですが、港の中までサンゴがびっしり。そしてこの光に寄せられてでっかいマダラエイやホワイトチップが登場!名物はシロワニが登場するらしいのですが、残念ながら見れず。海の中で出会えるかな?

2日目は父島の北方面へ

この日も出航早々に沢山のイルカの群れに遭遇。一度も見れない時もあるらしいから2日も連続で見れるってラッキーですよね。

更に更に怒涛のように、「泳げるイルカがいますので、入る方は準備してください」と!!なぁあんとぉ!

2匹のバンドウイルカが目の前を泳いでくれました。もぉサイコー

やっとダイビングへ8時半出航だったのに、たっぷりイルカと遊んですでに10時です

小笠原はハナダイ系のカラフルな魚は少ないんだなぁってイメージですが、ミナミイスズミはこんな感じでよく群れています

その中で一際目立つ黄色い個体、これも同じくミナミイスズミなのですが小笠原特有なのかな?

アカハラヤッコによく似ているのですが、小笠原でしか見ることが出来ないダイダイヤッコも見れました。色が少し濃い感じですね。そこでしか見れないものが見れるってのは嬉しいですね。

前日は親のペアを見たユウゼンですが、幼魚がめっちゃ可愛い。成魚と幼魚って色とか模様が違う子が多いですが、この魚はそのまんま。背びれがツンツンしてるところがGood

ボニンブルー堪能しました

今宵の楽しみは星空。前日下見をし、カメラの設定などもチェック済みで展望台へGo

ひゃーーーーすぎょい!天の川がばっちり。眼下には町の明かり、天上には満天の星空。サイコーだろ。

3日目は父島の南の方へ

これベニゴンベなんですが、沖縄方面ではとっても珍しいの。なのに、小笠原にはいっぱいいる。イボハナヤサイサンゴを覗けばほぼ100%いる。撮り放題w

毎日ピーカンで船の上にいてもチョー気持ちいい。長い長い水面休息なんでかな?

 

と思っていたら、潮待ちだった。みんなが一番だったというポイントで閂ロック

海底から突き出た小さな島の両側を水路のように潮が走る。その潮に逆らうようにギンガメアジリバー。大物の登場はワクワクしますよね。

そんなに激しいところかと思えば、少し離れると何にもない砂地へ。こんなとこにイルカが出たら最高なのにね。残念ながら出会えず。

そして、移動中またしてもイルカ、え?3日連続!ええの?ええの?

しかも今回の群れはジャンプをよくするのよ、スマホでもばっちり

この日も沈船を潜って終了

 

夕飯は、小笠原名物”カメ刺し”見た目は魚だけど、魚ほど柔らかくなく、鶏肉に近い食感。味は魚。普通に美味しかったです。

そして、この日はビーチでの星空観察。この時私たちの目の前にはUFOが。丸い物体がふわふわしてて、UFOじゃない?UFOだとか言っているうちに消えていった。見ちゃったかもww

ついに最終日

相変わらず青い海

ラストダイブはシロワニチャレンジ(実は2回目)

おがさわら丸が停まる目の前のポイント

こんな湾内みたいなところに、すっごいすっごい広大にエダサンゴが広がっている。この群生は見たことない。

そんなのが広がっているかと思うと、急にどんぶかになっていて船が沈んでいる。ここにシロワニが住み着いているらしい。

日本ではシロワニが見れるのは小笠原だけ。これは何としても見なければ!と泳ぎ回って探しましたが、結果は残念。宿題が残りました。

街を歩けば、花がいっぱいでとても美しく、ポケモンマンホールもGETしました。

そして、いよいよ小笠原とのお別れの時

小笠原では、島を離れる人に「また帰ってきてね」の思いを込めてレイ を送る習慣がある。そのレイの材料はセンネンボク(通称ティーリーフ)

最後に船から海に投げるとビーチに流れ着いて、また帰ってこれますようにという願掛けみたいなものです

おがさわら丸が出港すると、サービスの人たちが船で追いかけて来てくれるの。「いってらっしゃーい」ってお見送りしてくれるの感動するよねぇ

お世話になったESCORTも近くに来てくれて、最後は大ジャンプでお別れ(´;ω;`)ウゥゥ アリガトウ

この後もちろん行きと同じ24時間が残っている。。。

ありがとうございました。

SAYA