串本でダイビングメーカーによるプロ対象のセミナーが2日間行われました。
串本で朝からメーカーの商品説明会が始まるため出発日の前日当家に宿泊して早朝出発で新名神、伊勢道経由で串本まで4時間少々で到着しました。
さてイベントはインストラクター・ショップスタッフ限定
『ダイビング機材メーカー・合同説明会&モニター会』が串本の南紀シーマンズクラブにて開催されました。
日程:2022年4月12日(火)~13日(水)
時間:午前8時45分~17時まで ※13日(水)は16時30分まで
初日は約50名ほどのダイビングショップの猛者たちが集まりました。
午前中は各メーカーの持ち回りセミナーで午後から2ボートダイビングで器材モニターです。
これが全商品タダで使えます。
正面玄関前には映像関係のブースが並びました。どれも目移りしそうなものばかり!
私が興味をまず持ったのがカメラ関係のAOIの新製品6月販売予定の新型ストロボ、このメーカーはオリンパスに特化しており特にTGシリーズユーザーをターゲットにしています。
まず白色のストロボ 目を引く!
ガイドナンバー22の小型ストロボ、RC機能を持ちオリンパスカメラの内臓ストロボにジャスト対応でとても簡単に綺麗な水中写真撮れますし簡単なつまみで微調整が容易です。バッテリーも単三型から大容量の18650リチュウムバッテリーに代わりターゲットライトが2灯で明るいライト代わりにもなります。
水中三脚これどう使うの? とにかく試し撮り動画見てください。設置に少し時間はかかりますがプロ級動画撮れますよ!
三脚無と有り違い解るでしょう
カメラの性能が良くなったのもありますが水中ライトの明るさだけではなく発色、色合いにこだわったものが多く出てきました。正直色弱の私には最も弱い分野でせすが! かっこいいのは確かです。
あと昨今はGOPROの性能が良くなってワイドに持ってはいられるダイバー増えました。自分と生物を入れて撮ったり逃げやすい被写体に近づくのを容易にするために水中自撮棒が進化しました。カーボン製や疲れないように浮力が付いたものまで、、、
通常ダイビングでは物足りない方はリブリーザーはどうですか!(未来の潜水道具?)
簡単に言いますと動物は呼吸しなくては生きらませんだから水中でも圧縮空気をシリンダーに詰めて使いますが大部分はまだ酸素があるのに排気で捨てます。呼吸することによって排気の中に二酸化炭素ができるためです。それでは薬品を使ってその二酸化炭素を取ってしまえば排気(泡)が出なくなり長時間水中にいられ排気音も泡の無くなり海中生物も逃げないのです。
意外と軽く小柄な女性でも担げます。 興味がある方はお試しください。
その他、新型ダイビング器材やマスクやフィン、ドライスーツも多数モニターが出来ました。
プーケットのリップルプラスのオーナーイントラの祐美さんも今回参加です。
彼女はPSCの創世記のスタッフで若くしてイントラになりタイでご結婚されました。現在旦那様とクルーズをはじめIDC(イントラ養成)もされておられます。 そうそう昨年永眠されました小形のパパの一人娘です。
今年、初めて参加させていただきました。大変有意義な二日間でした。
普段、当たり前に使っている機材の特徴や、新製品をいち早くモニターできるのは、今後の為になります。
開発側から特徴を聞く事で、セールスの謳い文句にもなり販促にも繋がる特に、My機材を持っていないお客様への説明も機材の長所や短所も含めて、自らが体験・試着する事で説得力が出る
実際に、潜ってみるとA社の物よりもB社の方が好みだったりするのでお客様に合わせたご提案を行うことでお客様からのクレームに繋がる可能性も低くなる。
1人1人のお客様に合わせたアドバイスができるのは、都市型ショップならではの方法なので、機材の試着・モニターは非常に有用だと感じた。
一つ、既存の製品の説明もあり
ダイビング機材はマイナーチェンジを繰り返す物だと思うので、一つの企業様の持ち時間をもう少し長くしていただけると、踏み込んだ説明が聞けるとも思いました。
でも、何より楽しかったです。
ありがとうございました!
リブリーザーの時は皆さん熱心に質問してたので面白かったです(笑)
今後はリブリーザーが主流になればもっとダイビングが楽しくなるかも