行ってきました日本最後の秘境
4月14日(月)~17日(木)トカラ列島 口之島視察
トカラ列島は、鹿児島県の屋久島と奄美大島の間の、約160キロの間に点在する小さな島々で、 行政区域は十島村です。
島々は、広大な海によって隔絶され、厳しい自然環境にあります。
民俗的には琉球文化と大和文化の接点と言われ、今もなお独持の祭事・郷土芸能が受け継がれています。
トカラへのアクセスは、鹿児島から村営の「フェリーとしま」が週2便出ています。
口之島は人口100名程度の小さな島です。
口之島はトカラ列島の最北端の位置し、今も水蒸気を吐き出す燃岳に象徴される火山島です。
前岳山麓に広がる原生林からセランマ温泉辺りには、鹿児島県天然記念物「口之島の野生牛(黒毛和牛原種)」が4~5頭の群れで行動しているのが見られます。
トカラ列島周辺の海域は、世界最大規模の暖流「黒潮」が直接流れ込むため、冬場でも水温が22℃近くあることから、豊富な種類の魚やサンゴが数多く見られます。
phot by ANDO(DDS)
平瀬ポイント
流れを読んで、2つの沈み瀬を潜ります。ギンガメアジ、イソマグロ、ロウニンアジ、サメ(時にはハンマーヘッド)は定番。
夏はツムブリ、秋はマダラトビエイ、バショウカジキが混ざります。
マンタシーズンになるとギンガメの群れを見ながら、マンタということもしばしば。
サンゴも素晴らしい
黒潮に近い為、口之島周辺のポイントは常に流れています。
島には川もないので、常時透明度は25m以上あります。
近場のポイントだと1ボート毎に港に戻ります。
潜ったポイント サンゴに群れるキンギョハナダイのエボシ離れ、海底温泉、地形派にはたまらないラビリンス
潜り方はアンカリングしてから入ります。pscのツアーで例にとるとゲンタツ瀬の潜り方です。
アンカー(潜水ライン)につながるカレントラインを張り、ガイドが後方でエントリーしたダイバーをキャッチしてラインまでエスコートします。後はラインを持って(自分の限界を超えない)フィンワークと腕力で潜ります。
水底は流れがないスポットで集合し、潮が当たっている所で大物を待ちます。
後はドリフトで、浮上は全員で瀬を離れ安全停止を終え浮上します。
口之島の人びとは本当に優しくいつも笑顔で接してくださいました。
まだこんな世界があったのです。海も陸もあった。そんなよき古い時代のところですが?家々はウォシュレットトイレ完備でした。
島に唯一のショップ(品揃えに驚く)
アフターダイブも充実 400段の階段はこたえます。
今回視察のメンバー 東京、静岡、石川、大阪のショップのオーナーイントラ達と現地サービス
鹿児島は素晴らしい観光地です。フェリーや飛行機の待ち時間を有効に使いましょうね!